テニスの話を少々。
テニスを始めて早40年近くなってきました。その間に買ったラケット本数は数知れず。
ラケットでテニスが上手くなるわけではないですが、とにかくあれやこれやと買いました。
奥さんのラケットも含めて本数が増えれば当然のように張り替え本数も増える訳でその度にガット代や張り替え代がかかります。
これがだんだんと負担になってきて、それでいろいろ調べて自分で張り替えるのが一番いいという結論になったわけです。
もう15年以上まえの話ですが、当時3万円代で売っていた分銅式のガット張り機を購入しました。
機械張りのような張りの強さの正確さはありませんが、自分が使う分には十分かなと思います。
初めてガットを張った時は苦労しましたね。
テニススクールでもらった安物のラケットでテスト張りをしてみましたが、なんとラケットを変形させてしまいました。
全部で6箇所を固定するのですが、肝心の縦方向の固定が出来ていなかったため、引っ張る強さに負けてひん曲がってしまいました。
よくやった失敗はガットの長さを間違えることですね。
長すぎるのはまだいいのですが、最後の最後で長さが足りなくなって、結局最初からやり直しとかロールガットもかなり無駄にしましたね。
途中でガットが切れちゃったとか、ガットのクリップが外れて分銅が床に落ちてフローリングが傷ついたり(その後はガレージで張り替えるようになりました。)と普通ならありえない失敗をしながらガット張りを覚えました。
今はさすがに失敗はなくなりましたが、ガレージは夏場は暑いので冬の時期に張り替えるようにしています。
もともと練習中や試合中にガットを切ることがほとんどないので、計画的に張り替えることにしています。
メインに使っているガットはゴーせんのミクロスーパーです。安くて耐久性があるのでロールで仕入れています。
ほかにもバボラットのガットもありますが、こちらはすこし耐久性に難があって、あまり強く引っ張りすぎると切れたり、ひび割れができたりします。練習中にガットが切れてしまいそうな感じです。打球感は言われなければあまり分かりませんが、バボラットのほうが少し柔らかい感じがします。